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日焼けで出来た男のシミ。効果的なケアのポイント
日焼けで一番怖いのが、その後で生じるシミ。
年齢を重ね代謝が落ちた男性であれば、ひと夏の日焼けによるシミが、一生ついてまわる恐れもある。
できてしまったシミの薄めかたや、シミを増やさないためのケアのポイントを、メンズコスメアドバイザーに聞いた。
シミができた後でも効果が期待できる美白化粧品。新陳代謝アップも忘れずに
男性でも気になる、夏の日焼けによって生じたシミ。今からでも薄くすることはできるのだろうか?アドバイザー
「日焼けによりうっかりできてしまったシミには、男性の場合でも美白化粧品の使用をオススメしています。
一般的に美白化粧品は、『医薬部外品』に認定されているので、アルブチン、ビタミンC誘導体など、効能効果のある成分が含有されています。
“美白”と聞くと色白になるイメージがありますが、シミを薄くしてくれる化粧品でもあるので、使わない手はありません。
一方で、肌の新陳代謝を上げることも重要です。
シミを薄くするには、肌表面の角質層の再生が基本となります。
角質が垢となり、シミを剥離しながら落とすことが出来て、これを繰り返すことで、段々とシミが薄くなっていきます。
効果を引き出すためには、新陳代謝を促すパックを使ったり、マッサージなどの施術を受けたりするとよいでしょう。
今すぐにシミをなくしたい場合は、美容施術でレーザー治療という方法もあります」
シミ対策には、高価な化粧品よりも日頃のスキンケアのほうが重要!
当然ながら、これ以上シミを増やさないよう対策することも重要。アドバイザーは、特別なケア以上に基本のスキンケアを重視してほしいという。アドバイザー
「シミ対策というと、美容クリームなどの専用コスメを思い浮かべますが、実は基本的なスキンケアがもっとも大切。
日頃のケアを今一度見直してください。
使用する化粧品に男女の差は特にありませんが、テカリ肌が気になる男性なら、やはりメンズコスメを選ぶか、女性向けでも使用感がサッパリしたものを選ぶと良いでしょう。
いずれの場合でも、『医薬部外品』と明記している美白効果のある化粧品を選ぶのがポイントです。
もちろん日頃の洗顔も重要で、洗顔フォームを十分にあわ立てて、なでるように優しく洗顔し、しっかり洗い流してください。
洗顔後は、パックをしたり、マッサージクリームでやさしくマッサージしたりすると、より効果的です。
ただし、マッサージは強くこすると、色素沈着が起こり、逆にシミになってしまう場合がありますので、適度な強さをこころがけましょう」
入浴時のケアや日焼け止めの使い分けなど、日々の習慣改善もシミ対策に効果あり
最後に、生活習慣を含めた、シミ対策のポイントについてアドバイスをしてもらった。アドバイザー
「外出時には必ず日焼け止めをつけること。
また、代謝を意識して入浴時にパックやマッサージをする習慣をつけるほか、食事の際にビタミンを補給するなどを心がけると良いでしょう。
パックなどはどうしても面倒。そのような方でも できてしまったシミを濃くしないためには、日焼け止めが必須です。
夏場だけではなく、年中紫外線はでていますので、常時使うことをオススメします。
日差しの強さにあわせて、日焼け止め効果の目安である“SPF”や“P+”などの数値を臨機応変に変えて使いましょう。
数値が高いほど日焼け止め効果がありそうですが、この数値は日焼け止め効果を発揮する時間の長さです。
あまり数値型が高いものは肌に負担がかかるので、日常生活では、SPF20程度でOKです」
日々の食事、スキンケアが肌の新陳代謝にも大事なんですね。
色々なケアをするのは面倒という男性も多いとは思います。
ですが、夏場の外出時だけでなく、年中紫外線対策に日焼け止めを塗ることから始めても良いでしょう。
今の美白化粧品は、シミの原因となるメラノサイトを作らせない効果を持つものもあるので、 これなら年中日焼け止めをつけなくてもケアが出来るかもしれません。